「IT業界はやめとけ」?その魅力と実情とは

2011年ごろから成長を続けているIT業界。

市場拡大を広げているため、2025年には40万人超の人材不足が懸念されています。

人材不足の波のあり、専門的知識を身に付けていない文系の学生でもIT業界の仕事ができる研修システムが充実した企業が多くあります。

本記事では昨今人気のIT業界について解説します。

IT業界とは

ITとは「Information technology」の略称で、情報技術を指します。

日本ではインターネットやシステム、アプリなど様々なものをITと分類しており、IT業界の中でも4つの業界に分けることができます。

インターネット業界

インターネット業界は大きく「BtoB型」と「BtoC型」に分けられます。

BtoB型の企業は、主にネットワークの構築やホームページの製作などのサービスを提供しています。BtoC型の企業の業務内容は、ポータルサイトの運営や通信インフラの整備などです。

私たちが普段利用している検索サイトのGoogleやYahoo!JAPANはこのインターネット業界のBtoC型に分類されます。

ソフトウェア業界

ソフトウェアとはコンピュータに命令するプログラムのことです。

企業で使われるシステムや、家電製品・自動車といったソフトウェアとハードソフトの両面からの開発など、ユーザーに合わせたシステムを開発します。

ハードウェア業界

ハードウェアとは目には見えないシステムのソフトウェアと異なり、パソコンやディスプレイなど目に見える機器のことを指します。

パソコン、スマートフォンを扱うAppleなどのメーカーがこのハードウェア業界に分類されます。

情報処理サービス業界(SI)

情報処理サービス業界とは、システム設計や開発、コンサルティングなどを行う業界です。

顧客の業務内容を理解した上で、課題解決の耐えに必要なあらゆる業務を遂行します。様々な要素を組み合わせ、情報システムを統合することから「システムインテグレーター(SI)」と呼ばれます。

IT業界の職種とは?

IT業界には理系・情報系学部出身のように専門知識を必要とする「システムエンジニア」「プログラマー」などの職種と、文系学部出身のように入社してから知識を蓄えていく「営業」「ITコンサルタント」「インフラエンジニア」などの職種があります。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントにヒアリングを行い、要求に最適な使用のシステム開発を行うことです。開発のシステム設計やプログラミングなどの業務を担当します。プログラミングではプログラマーに依頼する場合と自分でプログラミングを行う場合があります。

システムエンジニアは個人スキルが上がると仕事量も増えていき、年収も上がってくる知識が求められる職種です。

プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアが作った設計書をもとにプログラミングを行う職種です。PythonやC言語、Javaなどのプログラミング言語の知識が必要となります。

システムだけでなく、アプリやホームページのプログラムで動いているので活躍の幅が広いことが特徴です。

営業

クライアントに対して、IT製品やITサービスを提供する職種です。テレアポや飛び込み営業などの新規開拓のほか、展示からの反響営業などがあります。

システムやIT機器を導入した後のアフターフォローまでを行う企業が多いため、顧客と長い関係を保つためのスキルが必要となります。

ITコンサルタント

ITコンサルタントはクライアントの課題に対して、ITを活用した解決策を提案します。営業に同行するケースも多いようです。

IT技術や製品・サービスに関する深い知識が必要となるので、エンジニアや営業を経験したのちにITコンサルタントになるケースが多い職種です。新卒採用で配属されることは少ないでしょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、私たちが普段利用するITサービスが24時間正常に動き続けるようにする仕事です。

サービスの基盤を扱うエンジニアなので需要が高く、また文系未経験でも挑戦できるため近年人気の職業です。

IT業界の魅力

需要が高い

IT業界の市場規模は年々増加しており、まだまだ成長を続ける業界です。Covid-19の営業でテレワークなどの非接触のためのIT活用が増えたため、急激に成長した企業もあります。

2025年には40万人以上人材が不足すると言われているほど需要が高く、また未経験でも手が欲しい状態なので人気でも狙える業界と言えるでしょう。

専門的なスキルを身に付けられる

ITに関する技術力を身に付けられることも魅力の一つです。特にエンジニア領域ではプログラミング言語、ネットワーク・サーバーなどの知識・スキルは世界共通です。日本だけでなく世界でもキャリアアップを目指せる業界です。

成果が目に見えてやりがいを感じやすい

システムやサービスの運用など、普段自分や周りの人が使っているITサービスを提供しているので、現場から届く感謝の声や実績も多く、やりがいを感じられるでしょう。

IT業界はブラック?

IT業界の多くは、クライアントから仕事を請けた元請け企業が下請けに実務を発注し、さらに2次請け、3次請けと業務が委託されていく多重下請け構造になっています。

そのため納期に追われたり、元請け企業からの要望で仕事量が左右されたりするため、多忙な時期には残業や休日出勤を求められることもあります。そのため元請け企業から振り回されていると感じるケースが多いようです。

しかしリモートワークを推奨していたり、フレックス出社ができたりと場所にも時間にも囚われない働き方ができる企業もあります。

IT業界に向いている人

コミュニケーション力がある人

プログラマーはチームで仕事をしたり、クライアントにヒアリングをしたりします。営業職・技術職に関わらずコミュニケーション力は必須のスキルと言えるでしょう。

コツコツ勉強ができる人

IT業界は成長を続けている業界なので勉強し続けないとすぐに置いて行かれてしまいます。また資格を取ることで仕事が増えたりキャリアアップを狙えたりするので、勉強をコツコツできる人が向いていると言えます。

成長を続けるIT業界で活躍しよう!

需要が高く、スキルを身に付けられる業界ですが、企業が都心部に集中しているため地方では買い手市場とも言えます。

企業選びを慎重に行い、後悔しない就職にしましょう!

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