【業界研究はこうする】深い企業研究をするために業界研究のやり方とメリットを押さえよう!

”就活の準備”として学校や先輩に教えられる項目に必ず挙げられる「業界研究」。就職活動を成功させるには、行きたい会社を調べておくだけでは不十分なんです。しかし、業界研究と言ってもどのポイントを抑えればいいか分からない人も多いのではないでしょうか。本記事では企業研究のやり方やメリットを解説します。

企業研究をする理由・メリット

業界研究をするメリットは大きく3つあります。

①やりたい仕事が見つかること

②志望動機が作成しやすくなること

③深い企業研究ができるようになること

これらの3つは面接時に必ず聞かれる質問で、評価ポイントでもあるため、しっかりと準備をしましょう。

やりたい仕事を決めることができる

今、自分の知っている企業の中だけで就職先を見つけるのは、あまりにも選択肢が少なすぎます。就活を始めたての段階では、どんな会社があって、どんな仕事をしているかがわからいのが当然です。業界研究をすることで自分の視野を広げることができます。

企業規模が大きく、日本シェアNo.1のような企業でも名前を知らない企業は意外と多く存在します。それは私たちが普段の生活の中で関わっている企業は、一般企業をターゲットとする企業(BtoC)がほとんどだからです。業界研究をすることで企業を相手に仕事をしている企業(BtoB)を知ることができるので、それだけでも就職先の選択肢が広がります。

志望動機を作るのに役立つ

業界研究をしておくと、他の業界と比較をしながら志望企業の絞り込みができるので、特定の業界に的を絞って就活を進めることができます。

就活であまりにも幅広くエントリーしてしまうと、やりたいことが定まらず志望動機が弱くなってしまう落とし穴も。業界研究をして行きたい業界を絞ることができたら、その業界では自分のどんなところを強みとしてアピールするべきか理解できるようになり、就活を有利に進めていくことができます。また、志望する業界についての知識をつけていれば、入社後に自分がどのように行動するべきかも捉えることができ、面接時に具体的に話すことができるため、面接官に入社後の企業への貢献度を見出してもらいやすくなります。

企業研究を深くすることができる

エントリーしたい企業が見つかったら企業研究を行います。業界研究も併せて行うことで、エントリーしとうとしている企業がどんな業界で活躍していて、その業界でどんな立ち位置なのか、そしてその業界自体が社会の中でどんな立ち位置なのかを知ることができます。

また、業界内での立ち位置を知ることで、その企業が将来的にどのように展開していくのか予想を立てやすくなります。就活している時に業績が良くても、働いているうちに業績が落ちてしまったなんてことがあったら困りますよね。自分が働いていたい時期まで望んだ働き方をしていけるのか、というのは必ず年頭に入れておきたいポイントの一つです。

業界研究のポイント

ここからは業界研究のポイントを解説していきます。

業界研究を進めるには3段階あり「どのような業界があるのかを調べる」「それぞれどのような特徴があるかを調べる」「業界の今後の発展について調べる」があります。順を追って調べてみましょう。

どのような業界があるのかを調べる

手始めに世の中に存在する業界をざっと調べてみましょう。自分が知っている業界はほんの一握りだと実感すると思います。もし行きたい業界が決まっていても業界研究をやらないのはもったいない。業界は違うけどやりたいこととマッチしていたり、新たに興味がわく業界に出会えたりするのでまずは広く見ることが大切です。

最初はメーカー、商社、保険など大きな枠組みから見ていきましょう。調べていくと各業界の主な職種傾向が見えてくるので、希望職種がある人は絞り込みやすくなります。

業界ごとの特徴を調べる

業界ごとの業務内容や主な職種形態を研究していくと、業界全体としてどのような人材が求められているのかを知ることができます。求めている性格、学生時代の活動、モチベーション、スキルなどは業界ごとに大きく変わってきます。

例えば実務経験の有無やある程度のスキルを求められる場合、就活ぎりぎりに業界研究をしては間に合わないので早め早めの準備を心がけましょう。早めに業界研究を行っていれば、インターンをしたり、学外活動を行ったり、資格を取得したりと自分の目指す業界に合わせて動けるようになります。

業界の今後の発展について調べる

業界研究において最も注意して調べるべきポイントは「市場動向」です。業界全体の試乗が拡大傾向にあるのか、縮小傾向にあるのかは就職後のキャリアを大きく左右します。

縮小傾向にある業界では新しくニーズを生まなくてはならなかったり、資源不足に陥ってしまう場合もあります。対して拡大傾向にある業界では若手でも実績を出しやすく、キャリアアップに繋がります。

また、複数の業界の特徴を知ることで比較することができ、新たな気付きを得られるかもしれません。市場の中での業界のポジションも併せて調べましょう。

業界研究の具体的な方法

では具体的な業界研究のやり方について解説していきます。自分に合ったものを選ぶことで効率よく業界研究を進めるのがポイントです。

インターネット(就職情報サイト・業界団体サイト)

無料で思い立った時にすぐに始められるのが就職情報サイトです。求人媒体が運営している業界研究のためのサイトや業界団体のサイトを活用するのが一般的。

インターネットで業界研究をする場合は、気になる業界から検索してみるのがおすすめです。また、インターネットで研究する場合に気を付けたいのが「信頼性」。信頼性の高い情報を探すために、業界団体のサイトで「〇〇業界 団体」や「〇〇業界 協会」といったキーワードで検索してみましょう。1つのサイトから情報を得るのではなく、複数のサイトから情報収集することでも信頼性を高めることができます。

その他、「〇〇業界 ニュース」や「〇〇業界 動向」などのキーワードでは、その業界におけるトレンドを知ることができます。インターネットの利点は即時性。面接前に調べておくと安心でしょう。

本や専門誌

業界についての特徴や仕組みなど、基本的な知識を知りたいときは、本を活用するのがおすすめです。様々な人が掲載しているインターネットと異なり、信頼性が高い情報を得ることができます。

書店では「〇〇業界の~」と業界の名前が入っている専門誌も多く販売しています。最新の発行かつ、自分が読みやすいと感じる本を選択しましょう。

新聞や雑誌

業界内のトレンドを知りたいときは業界関連の雑誌や新聞を活用しましょう。新聞記者や業界関連の雑誌の記者は、その業界の情報のプロフェッショナルです。なので雑誌や新聞をチェックすることで、プロの目線からどんなことがピックアップされているのかを知ることができます。

また、新聞では専門家の意見なども含めた情報が記載されていることもあります。専門家の考察などを読んで考え方を身に付けておくと、面接時に役立ちます。社会の動向を知るのにも役立つので就活が始まったら新聞を読むことを習慣づけると良いでしょう。

合同説明会

合同説明会のプログラムの中には、業界研究セミナーが開催される場合があります。第三者が書いたインターネットや本とは違い、直接その業界で働く人や業界の知識を持った人から話を聞けるので、自分から情報を集めるのが苦手な人でも良い情報を手に入れることができます。

また、企業ブースを訪れて働き方や仕事内容など業界レベルではなく企業レベルで知ることもでき、企業研究も同時に進めることができます。

OB・OG訪問

実際に業界で働く人に直接話を聞くのがOB・OG訪問。業界の基本的な情報から、個人的に疑問に思っている部分までしっかりと情報を手に入れることができます。

大切なのは複数人へOB・OG訪問すること。入社した企業によって業界内の立ち位置や捉え方が異なる場合があるので、なるべき違う企業、違う職種の人の意見を取り入れるのがおすすめです。

面接に役立てる深井業界研究の仕方

業界研究をして満足せず、それを活かして就活に役立てましょう。

自分が興味を持った業界の共通点を探す

子どものころからの夢などで働きたい業界に強い思いがある人もいると思いますが、大半がいくつか関心のある業界をピックアップしてから、業界研究をしていくでしょう。

複数の企業を調べる人の場合、自分が興味を持った業界の共通点を探すのがおすすめです。興味を持ったということは、何かしら気になる部分があったということです。自分の興味を理解することは面接のための自己分析の助けになります。

共通点を探すために、興味を持った業界でどの部分で興味を持ったのかを箇条書きでノートに書き出します。「将来性のある業界だから」「自分の持っているスキルを活かせそうだから」などと様々な理由が出てくると思います。

この箇条書きからどの部分が共通しているかを見ることで、自分の興味の傾向を分析することができます。

自分の興味のない業界も調べる

興味のある業界を調べることはもちろん、興味のない業界も調べることをおすすめします。自分はどんな部分に興味があって、どんな部分に興味がないのかを知ることができるからです。

世の中にはあまたの業界がありますから、全ての業界を細かく調べて理解することはほぼ不可能です。自分の興味がないことを知っておけば、あらかじめその業界を避けることができます。就活では行きたい企業を見つけることと同時に、企業とミスマッチしないことが重要です。

業界研究をして自分のやりたい仕事を探そう

業界研究のやり方を紹介してきました。早めに業界研究を行って、本当に自分がやりたいと思える仕事を探して後悔のない就活にしましょう!

また、就活をサポートしてくれるサービスが多く存在しています。自分に合った就活サービスを見つけ、有効的に活用していきましょう。

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