
インターンシップとは?
インターンシップとは、学生が社会に出る前に企業で実際の業務に近い体験をし、現場の働き方や自分自身の適性を知るためのキャリア形成支援プログラムです。
産学協議会の規定により、1~3日ほどの短期間で業界説明などをメインにしているものを「オープンカンパニー」と呼び、5日以上かつ就業体験が必須のものを「インターンシップ」と呼びます。
そのため、まずは業界研究がしたいという人は「オープンカンパニー」を、本格的に仕事体験をしたい人は「インターンシップ」を探し始めるとスムーズに就活が進むでしょう。
インターンシップは主に大学3・4年生や大学院生が対象ですが、オープンカンパニーなどは大学1〜2年生の低学年からでも気軽に参加しやすいのが特徴です。
また、インターンシップは学生の学びや自己成長、深い企業理解といったキャリア形成を第一の目的としています。仕事における責任の範囲や期間も異なり、特に「長期の就業体験型インターンシップ」では、社員と同等に近い裁量を与えられてプロジェクトに関わることも珍しくありません。
自分が今何を求めているのかという目的意識に合わせて、最適なプログラムを選択し、上手く使い分けることが、就職活動の第一歩となります。
夏季と冬季では何が違う?
インターンシップは、開催される季節や時期によって、企業の狙いやプログラムの目的が大きく異なります。
夏季インターンシップは、主に認知と探索が目的となります。この時期はまだ志望業界を無理に一つに絞り込む必要はありません。様々な業界や企業のプログラムに幅広く参加し、自分の興味の方向性や適性を探るための就活の準備運動として活用するのがおすすめです。
一方で、本選考が目前に迫る冬季インターンシップは、企業にとって学生の評価や、優秀な人材との早期接点形成という要素が入ってきます。企業側も学生と早期に良好な関係を築きたいと考えているため、プログラムの内容も実際のビジネス課題の解決など、より実践的でレベルの高いものへと変化します。
夏季・冬季に関わらず言えることですが、インターンシップに力を入れ、高い評価を得ることができれば、参加者限定の早期選考ルートに招待されたり、本選考の一部が免除されたりするかもしれません。
納得のいくスムーズな就活を実現するためには、夏に広く浅く情報を集めて自分なりの仮説を立て、冬にはその中から志望度の高い企業に絞って深く検証しにいく、という段階的で戦略的な動き方が非常に効果的です。
もし、夏季インターンシップが上手くいかなくても、選考やグループワークで感じた悔しさや反省点をしっかりと改善し、冬の選考にぶつけることができれば、ライバルたちに大きな差をつけることができるでしょう。

U・Iターンの学生必見!新潟の交通費・宿泊費補助制度
もしあなたが新潟県での就職や、地元へのU・Iターンを少しでも考えているのなら、自治体が実施している手厚い就活支援制度をぜひ活用しましょう。
新潟県では、県外在住の大学生等が県内で就職活動等を行う際の移動負担を軽減するため、「U・Iターン学生就職面接等交通費助成事業」を実施しています。
補助の対象となるのは、公共交通機関を利用した県外の住所地から新潟県内への移動にかかる交通費と、就職活動時の宿泊費です。これらの経費の2分の1(100円未満切り捨て)が補助されます。1回あたりの補助上限額は1万円で、年度内に1人3回まで利用可能です。
対象となる活動には、県内企業が実施するインターンシップや企業説明会(合同も含む)、採用試験・面接などが幅広く含まれます。
申請には、「新潟県しごと定住促進課」が運営するLINE公式アカウントの友だち追加や、交付申請書、訪問先企業からの証明書の記入が必要です。当該アカウントのリンクは以下に張り付けています。
令和8年度の申請受付がすでに行われているため、対象となる方は早めに詳細を確認し、就職活動に役立てましょう。以下に申請の詳細の書かれた新潟県のHPのリンクと、公式ラインのリンクがあるので、興味のある方は、確認してみてください。
〈新潟県HPリンク〉
県内で就職活動等を行うU・Iターン学生への交通費及び宿泊費の補助を行います – 新潟県ホームページ
〈公式ラインリンク〉
LINE公式アカウントで新潟へのU・Iターン情報を配信します – 新潟県ホームページ

インターンシップ先の企業で見るべき点
インターンシップは、あなたが企業から選考を通して評価される場であると同時に、あなた自身がその企業を評価して見極める場でもあります。採用ウェブサイトのきれいな言葉や、表面的な会社説明だけでは決して知ることのできない、リアルな社風や実際の働き方を肌で感じ取ることが重要です。
グループワーク中や休憩時間、懇親会などのちょっとした時間を利用して、社員同士の普段のコミュニケーションの取り方や、職場の雰囲気などを観察してみてください。
また、自分の素朴な疑問や将来のキャリアに関する相談に対して、現場の社員がどれだけ真摯に向き合って答えてくれるかどうかも、会社を見極める上でとても重要なポイントです。
最終的には、自分がこの人たちと一緒に働きたいと心から思えるかどうかという、自分の直感も大切にしてください。
このように企業との相性の確認をインターンシップの段階でしっかりと行っておくことで、入社後にこんなはずじゃなかったと後悔するミスマッチを未然に防ぐことができます。
インターンシップは申込から参加まで多くの時間がかかってしまいますが、その分自分のこれからのキャリアへ大きな影響を与えます。面倒だと避けずに、根気強く頑張ってください。
インターンシップで求められるマナー
1dayのオープンカンパニーから5日間程度の短期インターンシップに参加する際も、企業の看板を背負って学ぶ一員として、社会人としての基本的なビジネスマナーを守ることが求められます。
対面・オンラインを問わず、最も重要なのは時間厳守です。対面の場合は始業の5〜10分前には到着し、オンラインの場合も開始数分前には接続環境を整えて入室しておきましょう。万が一遅刻しそうな場合は、メールではなく必ず電話でいち早く担当者へ連絡を入れるのが基本です。
また、服装は企業の指示に従い、スーツやオフィスカジュアルなど清潔感のある身だしなみを心がけましょう。オンライン開催の場合でも、画面に映る服装や背景に気を配り、挨拶や返事は相手に伝わるようにはっきりと行うことが大切です。
プログラム中は、ただ話を聞くだけの受け身の姿勢ではなく、主体性が評価の鍵となります。グループワークでは周囲の意見を尊重しつつ自分の考えを発信し、分からないことがあれば社員に質問するなど、積極的に学ぶ姿勢を見せましょう。
インターンシップは就活を進めるうえでとても大切な段階です。
ほかの記事もチェックして、万全な準備をしていきましょう。